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山田風太郎の書く文章の特徴  

600 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/11/30(金) 21:32:11.64 ID:HPOk3Fjn
山風は話し運びに味がある



601 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/11/30(金) 21:42:54.32 ID:LAMU3LhL
多分ミステリからこの世界に入ったせいも多分にあるだろうさ


602 名前:名無しのオプ[] 投稿日:2012/11/30(金) 21:51:56.09 ID:g0XzDSfk
>600
手際がいいんだよな。よすぎるほどに。
ややこしい背景や関連もスイスイ入ってしまう。
特徴のある文体で読ませるタイプでないことは自覚してて、
泉鏡花はすごいねえ、とかインタビューで応えてるけど。



605 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/12/01(土) 00:33:39.49 ID:ntSndAYB
>>602
ああ、確かに山風の文体と言われてもピンとこないな


603 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/11/30(金) 22:06:12.58 ID:sGC4mjfw
トリックを多用しても読者をピクリとも驚かせられない小説がほとんどだから
山風のトリック奇想天外驚天動地だけでも、ものすごいことだよな
もちろん、それだけじゃないんだが


607 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/12/01(土) 08:56:07.63 ID:0ixTOgul
小説冒頭、比較的長いシークエンスの文で
全景から、近景に持ってくる文章は、味わいがあると思うがなあ
「魔界転生」も「柳生十兵衛死す」も
あと、「妖説」の、「惨憺たるものだ」に続く文章もそうだな


608 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/12/01(土) 10:07:25.29 ID:RiNdW8iV
技術的には上手いけど癖がなく読みやすい文章
大衆小説に最適な文章を意識して書いていたと思う



609 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/12/01(土) 10:18:04.15 ID:5MDOxa4J
たとえば女を3人出す時に名前を
「お縫」「おそめ」「織江」とかにして、ごっちゃにならないようにするという風な
読者サービスには、手を抜かなかった。


615 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/12/02(日) 23:38:05.15 ID:PMEH2On5
>>609
言われてみればそうだな
すーっと読めちゃうから気が付かなかった
対戦型忍法帖でもカッコよさやけれんだけじゃなく
バランスを考えたネーミングしてるよな


610 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/12/01(土) 15:42:41.45 ID:1DEgSbC4
そういや「お縫」って結構登場するな。
(把握している限りで魔界転生・江戸忍法帖・明治断頭台・警視庁草紙)
山風の思い入れある名前なのかしら?


611 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/12/01(土) 19:22:57.98 ID:6AFci8yh [1/2]
司馬の方が戦闘描写は臨場感あるな
山風はきられたように見えたとかいうのがだめ。絵で表現してたらいいかもしれんが、文章だとつっこんじゃう
今の世だと漫画家になってたかな。絵うまかったし


612 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/12/01(土) 19:50:24.33 ID:Jfbf9gZk
>文章だとつっこんじゃう

な、何をつっこむんだ?


613 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/12/01(土) 20:27:58.09 ID:6AFci8yh [2/2]
斬られてないのかよって


614 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/12/02(日) 22:38:26.22 ID:X/Wwbp1S
そりゃ「斬られた」と「斬られたように見えた」では違うからな
斬られていないことがあっても仕方がない


616 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/12/03(月) 12:34:39.68 ID:gZp3EOBD
魔界の武蔵の死に様といい、イメージすると、かっこいい


617 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2012/12/03(月) 16:48:59.15 ID:QAbOjWlf
鼓隼人が黒鍬組の内縛陣を百夜車で破るとことか
月影の蝋涙鬼対銅拍子とか
卍の織衛門や百々の忍法披露の場面とか
講談師みてきたように嘘をいいじゃないが台詞回しや技の描写のケレン味がすごい
逆にいえば作品に入り込めなければ荒唐無稽に過ぎて臨場感やリアリティに欠けるように感じるのかもな






元スレURL:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1347465286/
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[ 2013/04/08 06:28 ] 伝奇小説 | TB(0) | CM(2)
>>610
夢枕獏でいう『智恵』みたいなもんかな? 

『ちぃぃぃぃ~~~えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~』

[ 2013/04/09 10:33 ] [ 編集 ]
「信玄忍法帖」より

「あれは伊勢守どのの従者か、無縁の奴か」
 真田源五郎はとまどった。あきらかに伊勢守の従者として寝所に入っていった男だが、いま、ほか両名の従者の抜き討ちをかわして庭へ下りてきたようだ。
「いや、忍者でござる」
 と、地兵衛がうめいた。
「忍者。――よし、何はともあれ、ひっとらえて」
 走り出そうとする源五郎の袖を、地兵衛はとらえた。
「お待ちなされ。きゃつ……恐るべき奴でござるぞ。ああ、もしやすると、おれすらも歯がたたぬかもしれぬ。……」
 ふりむいた源五郎は、霧隠地兵衛の胡瓜のような額に恐怖のあぶら汗がにじんでいるのを月明りにみとめた。
「な、なぜだっ、地兵衛!」
「きゃつ……死びとでござります」
「なんだと?」
「死びとのくせに、両眼から恐ろしい念力を放射しております。いかにすればその念力の放射をとめることができるのか、相手が死びとゆえ、この地兵衛にもわかりませぬ。……」
 源五郎がたちすくんだとき、回廊の上から声がきこえた。
「墨坂又太郎」
 墨坂又太郎はふりむいた。このときこの男を、ようやく人間以外のものに感じて、侍たちは恐怖して大きな円陣をつくっているばかりで、彼は無人の境をゆくがごとき位置にあったが、しずかに錆《さ》びたその声は、糸のように彼をひきとめた。
 回廊の上に立っていた人影は、すこし左にうごき、階段をシトシトと庭へおりてきた。月光にそれは白髪白髯の上泉伊勢守であることがすぐにわかった。片手にだらりと白刃をたれている。
「みごとじゃ。忍法者としても、殺すには惜しい奴」
「おれを、殺す?」
 墨坂又太郎は、完全にむきなおり、はじめて抜刀して、白い歯をみせた。
「この館に忍びこむ方便にしても、いちどはあなたさまに弟子の礼をとった手前、刃をむけるは気にそまぬが、左様に仰せあれば、恐れながら上泉伊勢守さまとて」
 このひろい庭に数十人の人間がいるとは信じられないような静寂がみちた。月影すらも暗くなった。ただ、墨坂又太郎の両眼のみから、金色のひかりがほとばしり出た。
 伊勢守はたちどまり、ぴたと両眼をとじていたが、やがていった。
「面白い奴と思うて弟子にしてつかわした。いかにもそちの申す通り、ひとたびはわが弟子になった男、手にかけとうはないが、しかしわが弟子と偽ったために武田家に迷惑かけたとあっては、成敗せねばなるまい」
 眼をあけた。
「又太郎、うぬはもはや死んでおるわ」
[ 2013/04/27 22:23 ] [ 編集 ]
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